さ行

再生紙

古紙を再生利用した紙です。古紙の配合率が1%でも100%でも、少しでも古い紙が入っていれば再生紙と呼ばれます。再生紙にも、上質紙、コート紙、アート紙などさまざまな種類があります。

 

CMYKカラー

C(シアン/cyan)・M(マゼンタ/Magenta)・Y(イエロー/Yellow)という3原色を使ったカラーモードです。全て重ねると黒になります。減法混色といいます。 全ての色が同じ割合で重ならないと黒の階調がうまく表現できなので、それを補うためにCMY3色のインクに黒色(K)を加えて、CMYKのカラーモードになりました。一般的に、印刷物はCMYKカラーモードで印刷されます。

CMYKカラーとRGBカラーの関係:
RGBとCMYKでは色の表現の仕方が根本的に異なるため、RGBカラーをそのまま印刷で使うことはできません。印刷をする時には、必ずRGBからCMYKへのカラー変換が必要になります。一般的にRGBのほうがCMYKよりも表現できる色域(しきいち)が広いために、RGBからCMYKへのカラー変換をすると、RGBでしか表現できない鮮やかな色彩は別の色(CMYKでの近似色)に置き換えられ、全体的にくすんだ色の仕上がりになってしまいます。RGBで作成したデータを完全にCMYKで再現することはできませんので、印刷データはリンク画像も含め必ずCMYKモードで作成ください。

写植(しゃしょく)

 

「写真植字」の略を表します。写真技術を応用し、文字盤の文字を光学的に印画紙に焼き込んで美しい文字を再現する方法です。

上質紙(じょうしつし)

書籍・広報誌・会報・コピー用紙などに使用される最も一般的な用紙です。表面にコーティングはされていないため、光沢や艶が少ない用紙です。

背(せ)

本を綴じてある部分の外側のこと。並べた時にタイトルが見える部分(背表紙)。「背」の大きさ(背幅)は、本のページ数・紙の種類などによって異なります。「背」に入れるタイトルなどの文字のことを「背文字」といいます。